好きはきっと最高級

好きなことの話をざっくばらんにします。

独断と偏見のレディオ 安住アナはオタクの味方

ラジオをいくつか聞いていると、そのラジオの構成やパーソナリティによってそのラジオの色がかわり、リスナーも偏りがあることがわかります。

あのラジオは若い人が多い、あのラジオはメールの文面が短い、あのラジオは下ネタしか言わないのか、とかとか。

今日話したいラジオのリスナーはびっくりするくらい年代の層があるのに、共通する事はトンチ名人なところ。

きっとそれはパーソナリティに由来してるんだろうな〜と思います。


安住紳一郎の日曜天国

はその名の通り、安住アナウンサーがパーソナリティ。アシスタントが、同じくアナウンサーの中澤有美子さん。

半ば、屁理屈で暴走しがちな安住アナとそのブレーキをウフフとしめる中澤アナの名コンビです。


私は、ただただこの安住アナの屁理屈ともいえるトンチ力が大好きです…

テレビでも伺えると思いますが、ラジオでみせ、いえ、聴かせたもので、最近の流行を一つご紹介。


『聞きなし』を死ぬまでに出来る様にすべきだという安住アナの主張。

聞きなしとは…?

主にのさえずりを人間の言葉に、時には意味のある言語の言葉やフレーズに当てはめて憶えやすくしたもの。wikiより

安住アナは言います…

死後の世界というのは、平安時代戦国時代、様々な年代の方がおりますでしょ、その方々と仲良くなるための共通の趣味や話題が必要なのです。

そうすると、鳥というのは一貫しているものですし、聞きなしは昔からあるもの、きっと話題になりましょう。と。


これを聞いたとき、

そんなん考えたことなかったわ…と馬鹿みたいにポカンとしました。笑笑

花鳥風月、歳を取ると花を愛で鳥を愛で風を愛で、最終的には月を愛でるようになる、なんて噂もありますが。

たしかに鳥なら長く人に愛されましょう。


そしてこの安住アナの話に鼓舞され?ラジオでは聞きなしに関するあれやこれが飛び交いますが、

そのメールのセンスの高いこと。

全部ちゃんとオチをつけてくるんですよね…下ネタとか侮蔑とかそんなものでなく、これは現代落語か?というような伏線をなしたオチがそこに…


なんやこのリスナー、安住アナに教育されすぎだ…!と思いました。笑笑

でもそれは逆なんでしょうね、安住アナのようなトンチが好きな方がここに集まっている、安住アナのような面白い話知己に溢れた話が好きな一種のオタクがここに集まっている。(実際毎週、とんでもないニッチジャンルのオタクを呼んで語ってもらう、安住紳一郎のちょっと知ってるけど知らない世界、みたいなコーナーもあるのです)

毎週日曜、そんな様々なオタクを捌いてニチテンをしているのが魅力です。

そんな輪にちょっとお邪魔したくなれば、気軽に聞いてみてほしいですね。

コンマ刻みで愛を叫ぼう。

コロナ自粛の昨今いかがお過ごしですか。

私はといえば、もっぱら映画とライブ動画をみています。そう!大好きな神谷浩史さんのライブ動画が無料配信中なのです!


というわけで、導入もそこそこ、

私が神谷さんの歌手活動のパフォーマンスの中で一番!すきな!

Kiramune Music Festival 2017より

影もまた真なり(M4)

について、コンマ単位で感想をしたためます。

(5/16 17:59まで配信中のこの動画にのっとって、時間を言います。)

https://youtu.be/EBO3n041tFk


まず、トリグのWin-possible!あけから。


15:05 

まず、入りが良すぎる〜!

トリグの熱気冷めやらぬ中、真っ白いスポットライトに一点に照らされる神谷浩史。この演出自身がもう、スターにのみ許されるピンスポ演出感が強くてすきです。


15:08〜10

この顔の輪郭をなぞるような動作好き〜♡

総じて、このダンスのいいところって神谷さんの動きの滑らかさでそれが存分に生かされたスタートですよね。

ブルーレイであれば、爪先まで洗練された綺麗な手がよく見えますよ〜

個人的にもうここの王子様スマイル😊とも言えよう、どちらかというとアルカイックスマイルに近い後光を背負った笑顔から、コーラスに合わせて目と口をパッと開けてダンスを始める、この一連の顔の動きが好きなんです〜!

神谷さん目が細いことがトレードマークのように描かれがちですが、だからこそ目を開いた時の、それはもう桜前線が北上して桜が一斉に花開くかのように、雰囲気が変わる様がドキッとさせられるんですよね。

和やかな王子から一気にパフォーマーに、この緩急、ギャップ、ときめきの主導権を開始10秒で握られました。

(後半のイズムリズムではその目力でつよい演出してるのがこれまた応用力)


15:10〜14 

ステップ可愛い〜!

すみません、すぐ可愛いって言っちゃうの、感想をいうことへの放棄ですよね、失礼です。でも可愛い。

後半で神谷さんのかっこいい曲メドレーがあるんですが、そのダンスのような、きっちりポーズで見栄を切るようなダンスの方が得意だと思ってたんです…神谷さんのこと…

止めるところで止める、というような。

しかしですよ、このステップは、音の柔らかさや軽快さをそのままのせたものでした…

神谷さんこんな柔らかいダンスもできたのか…神谷浩史ofフロンティアを見せつけられた瞬間です。

また、前奏で歌がないので、コーラスやパーカスにあわせて、口や目をパッと見開く姿が素敵。曲の流れにあわせて表情がコロコロ変わる、アニメにおいてキャラの心境の変化に合わせてコロコロと声色を変える、そうやってこの方の表現力は高められているのでしょうか。


15:15〜17

ここで、唇キュッと内側に巻いてらっしゃる表情めちゃくちゃすきです。

ラジオとかでも、考えごとをされるさいに『うーん』と言いながら唇を(´・ω・`)っとされていることが多い気がします。

純粋に好きです、あぁ。笑笑


15:17〜19

このシーンに関わらず、薄々気づいていたんですが、この曲でこの衣装着せよう?って考えたスタイリストさん天才か……?

私はどうしてもライブを組み立てることに関する知識はないのでわかりませんが、

ダンスをみてこの衣装を着せたのか、それとも曲の印象ありきで着せたのか、もしくはこの衣装をみてダンスを考えられたのか…

それはともかく、このふわふわとサイドステップが特徴的なダンスと、この揺れ総面積の広すぎる衣装合いすぎません???

まず、15:10〜14のサイドステップの際に、手を外・中と動かすなかで、わざと手を上着にあてて広げてるわけですよ。神谷さんは……そういう…マント捌き、いやはや裾捌きの達人ですよ、もはや裾捌き代行人とかができるレベルですよ。

(キラフェス 2016のデンジャーヘブンや、5chでも見られた裾捌きのうまさ)

おそらく、神谷さん自身特撮がお好きなので、マントの素敵さも骨身に染みてご存知なんでしょうね…もしかしたら、それを思いながら練習して下さったんだろうか…

そして、このシーンでは、渾身のターン!裾だけでなく、後ろにはフランジもあるのが見えますでしょうか。

それらが、神谷浩史を中心にふわっと広がる様、春の訪れを感じるような風すら感じますね。雅。


15:20〜26

指先まで伸びやかですね。この辺の、動くところ止まるところを意識されて動いてらっしゃるところ素敵です。

動きもさながら、この曲は歌声も止めどなく柔らかなのが特徴ですよね。


15:27〜31

具体的にもう31秒をみてくれといいたい、 

改めて見ると、見てくださいこの真っ白パンツ!(今更

白は膨張色!白のパンツなんて、足が太く見えることこの上ないです!

お気になされる方も多いかもしれません、(私も気にします)

それをさっそうとこなすスタイルの良さが、このあおりのショットでわかるのではないでしょうか。

日々舞台にあがり体を資本とされているであろう、後ろにいらっしゃるダンサーさんにも引けを取らない足の細さです…いち人間として羨ましいです……

決して身長が高いとか、足がめっちゃ長いとかそういうわけではないんですが、こういう普通なら忌避しようとするような衣装を着こなせる強みです。

そして、着こなせるからこそよく着せられてしまう。ありがとう、さすがスタイリストさんだぜ。


15:31〜36

バックダンサーの人との親和性の高さが光る瞬間です。

この影もまた真なりが好きな理由は、総合力なんですよね、曲も衣装も演出もどこをとっても素敵。バックダンサーさんのダンスもぴったりなんですよ。

妖精を連れているかのように柔らかな空間を演出してくださるおふたり。

神谷さんは基本的に、バックダンサーのお二人よりダンスの拍が少ないといいますか、動きが少ないじゃないですか。神谷さんが柔らかさを持ってゆっくり動くなかで、同じ柔らかさをもってお二人が少し早いリズムで動く。そのバランスが素敵ななか、この15:34〜36でステップがピタッとあい、観客をワールドに引き込みます。あぁもう、あなたはこの世界のものです…


15:36〜42

♪踊り出していた 後ろの、3テンポの感想、こんな風に使うの〜!好き〜!となったところ。神谷さん一人で歌っても十分様になった演出で、三人で踊ることで何億倍にもチャーミングになりますよ、ありがとうおふたり。

この会話をするかのような、ダンスの掛け合い作った人天才ぢゃん!と言いたくなります。

そして、神谷さんがマイクを外して自分のステップを踏む時、いぇーいといわんばかりにお茶目なお顔をするのもポイントです。この三人のはしゃぎ方のシンクロこそ、心地よさの故郷なんですぅ…


15:43〜45

裏の店舗に合わせてピタッととまる、何回言うねんですが、この見栄を切るダンスは神谷さんとってもハマるんですよ、うふふ


15:46〜53

自由課題のコーナー。

初めて歌った時、ダンスがない時ってどうしようと思った、みたいなお話を聞いたことがある気がします(引用がなくすみません、どなたかご存知ですか)

ただ、自由課題のときこそ、神谷さんの指先まで意識が伸びていることがよくわかる瞬間ですからね。どこをスクショしたって素敵なんすよ。

あと、神谷さんがリズムをとる時、膝でとるというより爪先を床に軽く当てるように足踏みをする傾向があります。この曲の中ではダンスをしてないシーンだからこそ見られるところかなと思います。


15:53〜55

止められる人は!!15:55で止めて欲しい!!!この世で一番天使な笑顔の瞬間です!!!!!

笑うとめが> <ってなるよ!(入野自由さん談)といわれている瞬間そのもの!!

笑顔が迸ります!眩しい!衣装の白さと相まり、照らし合い、この会場の隅々まで照らす光です。。。

この、テーブルクロスの端を掴むかのポーズ、これからも何度かリフレインされるわけですが、いつも指先が美しいので注目です。


15:56〜16:00

シンクロ〜サビはしっかり三人で揃える愛おしさ何なんでしょう、小人間が否めない。

またここでヒキのショットが入るので、今更ながらいうと、花道の先の小さな円形のステージで1番を歌い切るんですよね。

この箱庭感のある瞬間もとても愛おしいです。


16:01〜06

おててくるくるしてるのかわいい〜!

ハッ可愛いは禁句でした。しんなりぃ〜/やみぃ〜だとか、母音が綺麗に伸びるのは、神谷さんの歌声の好きなところの一つです。


16:07〜09

はいはいはい、ターンするときにフランジなんてわかるかよ!って思った人!ここがフリンジチャンスです!神谷さんが右にステップを踏めば、左に。左にステップを踏まば、右に。ゆれるフリンジの、神谷浩史に遣わされた小動物みをその目で受け取ってください。


16:10〜11

ひそかのひが辛そう…頑張ってくれ…(キラフェス は二日間開催され、基本的には2日目の映像が収録されます。お疲れかな?とかおもってしまう一方、ご本人てきにも二日目の方が要領がわかり総合的には良いパフォーマンスをできている二日目の収録ですね)


16:12〜17

顔のアップ!!!

このシーンなんて確実に正面からピンスポを浴びていますから、瞳に光が映るのまるで二次元の美少女ですよね。こういう照らされたショットはライブらしくて、アドレナリンの増幅が止まらなくなります。


16:18〜23

ここで一番終了です、お疲れ様です。

ここまで書くのに1時間近くかかっています。おやおや。


16:24〜28

サイドステップの裾揺れ再び!

なかのシャツも軽い素材になっているので、連動して動きます。本当に衣装自体もなんなら演者の一人ですよ。


16:29〜31

神谷さんの担当色は紫色なんですが、

紫の海にぽっかりうかぶ真っ白な三人という構図がまず好きです。

衣装の白が、すこしペンライトのあおりをうけて、ぼんやりピンクやブルーを纏うの、絵柄として美しい時間です。


16:32〜34

足下のショットって、場合によっては

引き移せや引きを!ダンス見たいんじゃ!とオラウータンの威嚇をみせたくなる場合もありますが、これは見てきゅんときました。

ステップが全部を包み込むダンスですもん、ついつい見てしまう。

そして16:34、ピアノのシャラーんという音に合わせて右手の神経の研ぎ澄ましがすっと和らぐ、この瞬間最高ですね!

一番のくぎりですよ、と一瞬時を止めて、そこから次に動き出す。

その和らぎを余韻にのこしたまま、歩き出す、この名残惜しさ。なんかもうもはや、ここ瞬間だけで儚さみたいなものを感じてしまうあたりヤバい。


16:34〜38

歩き出すだけで、裾がなびくの、本当少女漫画の世界だからこれ以上ときめかせないでほしい、胸がもたない。

そして、ここの歩く時の歓声、うーんライブの醍醐味はここにもあり!ですわ。観客がこの小さな箱の世界を盛り上げていると言いますか。こういう推しが近くにきた喜びや、可愛さがスパーキンした時の悲鳴を聞くと、ライブだ…としみじみ感じます。あぁ、ライブに行かせてくれ。


16:38〜40

ここのバックダンサー二人の従者感かわいいです。神谷浩史の残していった余韻を受けつつ、この小さな丸ステージを去る演出として茶目っ気に溢れていますわ。


16:41〜43

キャーーーっ!

お手振りからの指差し〜神谷浩史ファンサゴールデンコンビがきまっっっっっったぁぁぁぁ!!!カンカンカンカン!ここで貴方のハートがノックアウト!ゴングが鳴り響く〜!

今回はお手振り指差しニコニコ〜だったけれど、お手振り指差しウィンク!の場合もあります、めっちゃキュンとします。単純ですみません。いやはや、いいじゃないか!それだけ楽しめるってことだぞ!


16:44〜50

もちろんトリグがセンステで歌ってから神谷さんだったので、入退場の便利さも踏まえてあの小さな丸ステージ始まりだったことは理解できるけれど、

絶対この歩かせる演出とスキップさせたかったよね?と聞きたくなります。

ありがとう、スキップさせてくれて。笑

いやでもダンス入ってないから神谷さんのアドリブかもしれんしな、うんうん、世界中の神谷さんのこの瞬間を作ってくれた人々ありがとう。


16:51〜56

時々こうやって、無差別ファンサをさらっとやってるのみると、すぐキュンとしますね。たぶんされてる側としては、きゅんどころでないんでしょうね…


16:57〜17:00

後光を背負うショット。

後半のかっこいいメドレーでも後光を背負うシーンがあり、神谷さんの横顔が影絵かの如く絵になるシーンがあるのでおすすめです。


17:01〜02

唇へ手を寄せる動作が素敵だな…何も言えなぁい、と思うなどしました。


17:03〜06

ここでもさっき言っていた足下のリズムの取り方がみえますね、うふふ


17:07〜09

サビ入りで光がパッと当たって明るくなるの、サビきた!とこちらも身構えますね。

Bメロからアップテンポになってこっちもノリノリですよ。


17:10〜20

この20秒のダンスのてをくるっとまわす動作も大好きですわ。手を伸ばしてくれたと思ったら、"貴方"に合わせて引き寄せるように。こういう一連の動作が様になるの本当なんなんでしょう。


17:21〜25

ここ、フランジさんがぴょいーんって回ってるの可愛いですよね〜あぁもう常にフリンジが愛おしい。裾と違って適度に重さを持っているからこそ、遠心力でぐるっと回るのさえ愛おしい。


17:26〜29

神谷さんの髪のセットがめちゃくちゃよく見えますね(そこなのか)

いやはや触れてませんでしたが、ここのヘアセットもすごく好きなんです。普段はさらさらショートの神谷さんですが、お外向けのときはフッワフワにして頂いてることが多いです。中でもこの右がわのウェーブ加減がきちーんとまんまる後頭部に沿っているのが、かっこかわえぇ、というしかないです。あぁまた可愛いと言ってしまった。


17:30〜33

ファンタジーのたでそっと見せる笑顔が素敵です。華やぐような笑顔だけでなく、ちょっと優しい気持ちになれるような笑顔で包んでいただける時間が心地よいです。


17:34〜37

三拍子〜可愛い〜なんだこの可愛い三人組!あっ可愛いってもうね。はい。

いろんなところで、三拍子を生かすために三人でやってるんだ!と感じられて本当にダンス作った方すごいわ〜と口を開けるばかりですわり


17:38〜39

この真上からのショットも珍しいですよね。三人だからこそ、フォーメーションがきちんとなされてるのを改めて実感できます。


17:40〜42

だから可愛いんだよ!!!!

歌ってないタイミングでみせるポップなお顔大好き〜コメディに溢れた、といいますか。

以前theaterの冊子の中でチャップリンの衣装に身を包まれたショットがありましたが、そういう大袈裟すぎるような表情があるからこそ、普段の笑顔がより引き立つんですわね。好きです。


17:43〜49

僕らはこの世界に誘われてるんだ…とまた思わされてしまうな…

一気にファンタジーなんですよ、本当この曲。王子神谷(駅)とその従者、くるみ割り人形みたいな世界なんですよ…音楽の可愛さも勿論だけど、こういう神谷浩史にダンサーが連れられている演出が、どんどん世界観を作ってくの、ほんとにライブにずぶずぶハマってしまう。

そしてここの笑顔も絶え間なく、質素簡約、優しく笑い掛けられるとこっちはニヤニヤしちゃいますから!!!


17:50〜55

この前に出てくるステップ何度か出てきている訳だけれど、このシーンは完璧に

従者が寄り添うレッドカーペットを軽やかに進む図ですから…

うう、このステップ本当に可愛い永遠に見られる、目に入れても痛くないわ。


17:56〜18:02

後光背負ってる〜白い光を纏うのとっても似合いますわなぁ。

今回キラフェス の動画大放出をうけて全年度見直しているわけですが、白!ピンク!金!の衣装が多いんですよね。

なんでそんなまた稀有な色ばかり…と突っ込んでしまいたくなりますが、それさえ似合うんです神谷さん‥着せたくなる気持ちはわかる。

何がこのステージの真上にスクリーンがあるので、あまりピックアップできてませんでした。

シャンデリアを模した枠、まさにここは宮殿、お城の中だったんですかね。Oh.ファンタジー


18:03〜18:07

朝です!ここは神谷浩史のランウェイです!

n回目だけれど、振り返りざまジャケットの裾が遅れてやってくるのが好きすぎる!!!

めちゃくちゃディズニーにでてくる、森で出会う王子様!

こんなにも方向転換することに、期待を背負ったライブがあったろうか(いやない)


18:04〜11

アドリブタイム。最後の最後目一杯歌われているのがわかります。

写真を撮るときも、胸の前に手を添えるショットよくされますが、歌いざまもその姿をされると、人差し指が身体の中心線をなぞる姿にめちゃくちゃ美しさをかんじます。手が綺麗。


18:12〜19

"ずっと"のず!だったり、歌いながらその拍に合わせて動かれるの好きです。

すごく上から目線の感じになってしまい恐縮ですが、初回のキラフェス からみていると、緊張とか肩の力の入り方がスッと抜けている気がします。だからこそ、こんな柔らかいオーラを纏えるのかしら。


18:20〜32

サビリフレイン〜相変わらず裾がいい仕事しますねうふふ、


18:33〜38

カメラワーク上手いよこのやろーーー!と

叫んでしまった一幕!いやうますぎる!うますぎ!影絵のバレエをみているかのごとく、ダンサーさんがすっと足をのばしクラスするタイミングでこのカットっていうのが否めなぁい、好き。こんなにピンスポを効果的かつ、ブルーレイに収まって興奮する瞬間をつくれただろうか…

これはでもアリーナのお客様は見れないショットだったわけだから、ある意味この影の美しさというのは、スタンド席の特権だったのかもしれない…

美しさはそのものにとどまらんよ、そうこここそ、影がまたえもい。


18:39〜56

なんとなくもうここはカットせず、神谷さんの真っ直ぐ光を見る表情を追っていたい…それ以下でもそれ以上でもない…


18:57〜59

歌い終わったあとに、ぱぁ〜って笑顔が弾けるの本当にもう見てらんないです、はぁおわってしまうのね。去り際、終わり際の笑顔がいつもすてきで、ついついブルーレイなら巻き戻してしまうのが性。


19:00〜05

ボックスステップかわいい。だめだ、息をするようにかわいいがでる。ダンサーさんがフィンガースナップで曲と同じようにリズムをとっているところ好きです。


19:06〜09

どうも、おめめを見開くと黄色い歓声で世を圧巻できる神谷浩史さんです。

でももう、冒頭でいったけどほんとおめめのメリハリがすごいんですよ、わかりますでしょ奥さん。ついこの顔が、ディスプレイにアップにでもされたらつい声を出してしまうわけです。


19:10〜15

お辞儀が!!!!綺麗!!!!!

ガラパゴス携帯とも呼び声たかい神谷さんのお辞儀のなかでも、丁寧さと王子っぽさなら負けないお辞儀!

後ろの二人とお辞儀しているっていう、この画の美しささながら、私は足を開く角度が綺麗で好きです!(そこか

あとお辞儀する直前すっと目を細めるところとか、本当にポップな印象から急にスッと空気感変えられるとドキッとするんですよ、何回目だろうこの話。


というわけで、秒刻みで感想を呟いてみました。ただただ、私の好きと雄叫びと可愛いが詰まっただけでしたね。

この楽曲に限らずいいパフォーマンスがたくさんあるので…ぜひ、ブルーレイで見て欲しいですね。

(あと、個人的にカミヤサンのする投げキッスがどこぞのアイドルだというほどに洗練されているので、ブルーレイを買って、収録されているアンコールでそれを実感して欲しいです。心の臓を貫く投げキッスを貴方に。)


時間という価値 (映画メッセージ考察)

これを書くにあたって、大きな声で言い訳がしたい。私は数学も哲学も文学も全てにおいて理解に疎い。だから、感覚で今から文章を書く。


arrival (邦題)メッセージ、という映画の話である。

原作は『あなたの人生の物語』らしいがそのものの解釈や結末が微妙に違うらしいので、今回は映画のみに言及する。

ネタバレしかありません。


この映画を見るきっかけは、純粋に人に勧められたからだ。普通、人に物事を勧められた時、何処が面白いか何処が惹かれるだろうという事を伝えるだろう。

しかし、勧めてくれた人は、何度読んでも咀嚼できない部分があると言ったご様子だった。


視聴後、私も全く咀嚼できなかった、食べ戻しである(汚い)


とにかく言えるのは、フラッシュバックじゃなかったんだという驚き。アハ体験ですよなんなら。普通、Aという映像の次にBがきたら、過去の話かな?と思うし、もしその映像の主が未来予知能力者です!っていわれたら、Bは未来の話かな?と思うけれど、今回はどっちでもないの…か…というのが難しいところなんですよね。


時間が輪として表されるということが正しいのかなぁと思います。

私たちは時間軸を一本の線として表します。線を書き、真ん中を今だとすれば、それより左は過去、それより右は未来と言ったように。

一方、ヘプタポッドはその時間の過去や未来を持たない。常に自分の過去や未来を行き来できる、つまりそもそも現在だとかそういう時間の概念がないという方が分かりやすいのかもしれません。時の流れは常に輪として存在し、自分はその中心にいる。手を伸ばせばどの時点の私としても、感じることが出来る。と言った感じなのでしょうか。


冒頭で、

でも時に流れがなかったら?

という部分です。まさに。そこに存在する、もの。流動的なものではない、過ぎ去るものではないという考え方。

その考え方、ある種の特殊能力のようにみえる捉え方をひろめるために、考える基盤である言語を与えた。これが、武器である。

というお話だと。


だからこそ、気になったのはセブンポッドのアボットが死んだ時、コステロ

アボットは死の過程にいる』

と言ったことである。死に過程ってなんやねん。例えば、死にかけであるとか、瀕死であるとか、そうじゃなくて、死の過程にある、ということである。


そして、最終シーン付近、ルイーズは

『ハンナ、あなたの物語は、彼らが消えた日に始まったの』

と言った。まだハンナは生まれてないけれど。ここでガッテンが言った。


セブンポッドの与えてくれた時間の概念というのは、縁がむすばれ、そのひとの時間(存在)の輪が確定したことなんではないかと。そうすれば生は、両親の出会いであるし、死は難しいけれどそれが忘れてられてしまった瞬間だったりするのかもしれない。そのひとの生命の有無が生死ではないということなのかもしれないとぼんやり考えていた。そのひとの時間の有無が生死なんではないかと。

(だから、生命反応の有無という意味では、アボットはルイーズが最後に殻内に訪れた時点で死んでいたのではと思う)


ここまでは概念の話なのだけれど、私がすごく納得いったというか、納得せざるおえないなぁと思ったのは、この宇宙人が来たことそのものに不可解な部分を持たせないことである。

説明した概念をもとに言えば、セブンポッドは、俗に言う未来の見える存在である。3000年後に己の文明が脅かされることも理解している。と言うことは、人類がどのように助けてくれるかも知っている。さらに言えば、もし自分らが降り立ったとして地球の人類という生き物がどのような行動にでるかもある程度理解の上だったのではないかと思う。そうなると、私たち人類にとっては宇宙人の帰来、経済と世論の混乱、良いことなしのように見えるが、それが最善の選択であり約束された変えることのできない選択だったのかもしれない。

だから、よくヒーロー映画とかにある、なんでこんな効率の悪い方法で人類を倒すんwみたいな話は野暮なのだ。それしか、彼らには選択がなかった、決められた縁であったのではないかと思う。こう、野暮って言い切れる環境下って面白いと思った。


放映から時間が経ってしまって、他の人の考察があまり読めていないので、少し自己中心的な考えになってしまっているのだけれど、まぁ考察なんて自己中なものと割り切ろう。


最後にルイーズは、

この先何が起きるか分かっていても、でも構わない。どの瞬間も大切にするわ。

と言って締める。

この一文のせいか、ルイーズはこの先を知っておりその幸せを捨てるのが惜しいと思い未来と同じ人生を送ると決めた、という考察をよく見かけた。瞬間の愛おしさを伝えたいんだ、みたいな。

私はイマイチそれが馴染めていない。洗濯を変えたとして、もうそこに未来の時間は存在している、すでにルイーズは時の輪の中にいる。

だが、彼女はもう線的な時間のみしか持たない頃には戻れない。もう知ってしまった。

それは人生という意味でみれば面白くないことかもしれない、どれだけベストを尽くしたとしても彼女にとってそれは予想の範囲内でしかないのだ。だけれど、彼女はそれを構わないと言った。

かつ、彼女は輪の中におり、時間はいつでも触れられるものだ。今私たちは時間は過ぎ去るものだから、儚いものだと、価値を見出している。この輪としての時間はその、価値すら覆す。

そうであっても、彼女はどの瞬間も大切にすると言ったのだ、元の価値観も尊重したうえで。

彼女は二つの価値観をもち、その上で自分なりの価値観を見出した。これこそがこの言葉の真髄ではないかと感じた。


だからこそ、arrival=到達 なのかもしれない。


『TP』神谷浩史ニューアルバム買って!

叶えたいことは声を大にした方が良い。

自論です。


そこでとりあえず、タイトルで声高に言ってみました。

4/22発売!!!

『TP』神谷浩史ニューアルバム

(全世界の人間に)買って欲しい!!!!!!!


本当なら声優神谷浩史とは何か、どんな人か、どんなスペックがあるのか全部話したい、でもそんなもん!Wikiを読め!!

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E6%B5%A9%E5%8F%B2


私が言いたいのは、TPを買ってほしい話なのだ。何故かって?

神谷浩史のアニバーサリー CDだからだ!


実は歌手活動意外と長くて、かれこれ11年やってらっしゃる。

その中で、その楽曲らを『ハレ〇〇』シリーズと銘打ってリリースしてるのである。

(これは本人が晴れ男なことも関係しているけれどそれもググってほしい、神谷浩史 晴れ男、で検索)


その10枚めの記念すべきアルバムが

4月22日発売!TP!!!!!!

こんなご時世だけど、超売れてほしい!!!


とりあえず、このアルバムのヤバヤバポイントを3つ説明するぜ。


まず、さっき言ったアニバーサリー アルバムであること!

その気持ちがふんだんに詰まっているぜ!

特にCD+DVDが付属している豪華版にはMVが入っているのだが、

MVの内容が過去10年のMVをオマージュして合わせたもの。

TPのMVを見たあと、過去楽曲に足を伸ばすともうそれは、伏線(オマージュ)をキャタピラで踏み倒す勢いだぜ???


次に、楽曲制作陣が鬼豪華だぜ!

個人的推し制作陣は、

PA-NONさん

(KARAや2PMの楽曲も担当する作詞家)


☆LAZYgunsBRISKY

(ロックバンド。バンドからの楽曲提供というものが少ないので楽しみでしかない)


只野菜摘さん

(キャラソンプリンセス。代表作:Wug!、アイカツシリーズ、さよなら絶望先生等)


等々、今回のアルバムも激ヤバで、

オタクの痒いところに手が届く楽曲だと信じてるぜ!!!

(過去にはまふまふさんや佐香智久さん、zoppさん等も協力してくださって激ヤバなので…)




最後に、神谷浩史の作詞楽曲があることだぜ!!!!!!!

(これが、神谷浩史さんが好きなオタクにしか刺さらないワードって言うのは分かってるんだけど、言わずにいられなかったんだ…)


11年めにして、初めて、推しが推しの言葉で推しの声で歌ってくれるエモさっていうのは、推しがいる人なら何となく伝わるだろうか。


正直、歌に対して積極的な姿勢ではなく『必要としてくれる人がいるなら』という気持ちで歌い始めた人なんですわ。

今も芯の部分は変わっていないと思われます。(あくまで、雑誌の記事なんかの受け売りな事を理解して欲しい)

でも、歌は声での表現方法の一つだからと翼を伸ばしていらっしゃった方なんですわ…


そんな方が、歌に、自分の想いをのせるのか。。。


なんか以前(うろ覚えなのに申し訳ない、ニュアンスで考えて下さい)、

声を通して伝えるものには距離があると思うという話をされていた。

やっぱり舞台、生の演技は(その呼吸を感じてもらってからこそだから)小さい箱の方がいい、その一方音楽はもっともっと広いフィールドでも想いを伝えられるんじゃないか、みたいな。ふわっ


そう思うと、この神谷さんが神谷さんの言葉で神谷さんの想いについて歌われるのが、

なんだか、広いところまで届くといいね。

声というエンタメの広がりを、歌で感じたらそれはなんだか嬉しいねって思って…


だめだ語彙力帰っておいで…


神谷さんというかTP布教したいけど何を伝えれば刺さるのか分からないけれど、

とにかく声が良くて、

コンセプトがみっちり組み立てられたエモいCDが多くて、

歌に合わせて声のニュアンスがくるぐる変わる辺りに声優の真骨頂感じられて、

ライブやらせたら想像の100億倍の笑顔と流し目でやるし、

投げキッスさせたらそれジャニーズに染まりきった人間がやるやつやぞ!?とか突っ込みたくなるレベルだし、

衣装を着せたらお尻から太もものラインが45歳男性のものではないし、

とにかく………神谷さん、素敵なんだ。


きっと、演技力スゴイヨネー?もう中堅と合うか出てくると豪華声優的ナ?みたいな声優という印象がしっかりついてて、

それは大変喜ばしいことだと思うんだけども、


その一方で、声というコンテンツでもっと色んな事もやっちゃってるので!

よかったらそれも聞いてほしいんだぁぁぁ


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ご褒美とこれから(アベンジャーズED 感想考察)

『ご褒美みたいな体験だったように思います。』

アベンジャーズ エンドゲームを見た後に、終物語のインタビューで神谷浩史さんが仰られていたのを思い出した。

(続終物語パンフレットほか、何箇所かでお話しされていたかもしれない)


例えばソ連をオマージュした映画を見たとき、そのソ連の歴史に知見が深ければより楽しめるが、知らないと楽しめない部分があるのだ。本当の意味でその作品を理解できているか曖昧だ。その一方で、10年続けられてきた〈物語〉シリーズはそれそのものが、裏付けの歴史であり、それを見ることで全てを知る事ができる。私たちは歴史を見ているのだ。それは、長期連作でなければ得られない深みであり、上記の例えのような謎が全て解決する、それはまるでご褒美だと。


アベンジャーズエンドゲームはその22作品に対する、ファンへの、まさにご褒美なような作品だな。ただただ、そう深く頷ける作品でした。


((((以下アベンジャーズエンドゲームの多大なるネタバレを含みます)))







今回、ざっくりいうとタイムトラベルで失った人を取り戻そう!という物語なわけで、

過去のアベンジャーズ シリーズに登場した様々なシーンを追体験することになる。

また、そのシーンの裏側やちょっとした続きまで楽しめてしまう。

こういう部分は本当に、今までアベンジャーズシリーズを見てきた人へのご褒美ほかならない。

とくに、ウィンターソルジャーを思わせる、キャプテンアメリカvsヒドラ inエレベーターはキャップ好きのわたしには堪らなかった……歴史から戦闘を避けるって天才じゃあないか………


ご褒美はそれだけじゃない。エンドゲームはアベンジャーズ シリーズに出てきたキャラ達に『己は何者か』という道標を示す物語だったと思う。

それがご褒美なのかと聞かれたら、困るんだけど、少なくとも私は好きなキャラが幸せに生きることは嬉しいし、それが己は何者か何をする者なのか、に直結すると思っている。


劇中でソーの母が

誰もが理想の自分になれず苦しむのよ。善き人、善きヒーローになる為には、ありのままの自分を受け入れる事が大事。

とソーに話していることが頭に過ぎる。


はじめトニースタークは、人を傷つけることも想像せず、自分のために商売を行なっていた。それが『私がアイアンマンだ』と宣言した日から少しずつ、大義、世界のためにヒーローとして生きることになる。しかし、エンドゲームの中では、(初期のトニースタークとは違った意味で)自分とその愛する人の為に生きることも考える。常に揺らぎ続け、どのように生きるか悩み続けるのだ。最終的に、彼は『私がアイアンマンだ』という大義を胸にこの世を去った。揺れるスタークにペッパーは『でもそれでゆっくり眠れるの?』と声をかける。

純粋に、悪夢にうなされず日々健やかに生きられるのか、という意味かもしれない。IW後の宇宙船ではろくに眠れそうにないようであった。だが、このままそれを思い出せずに死ねるのか?という事でもあるのだろう。このまま箱に鍵をかけ、タイムトラベルの事なんて忘れて、大義に足を踏み入れず生きたとして、貴方は死ぬ時にそれを後悔しないの、という問いだったのかなぁと思う。常に死と隣り合わせのアベンジャーズ としての活動と普段のトニーを見てきたペッパーだからこそ、添い遂げる覚悟があったからこそ、貴方の人生のエンドについて漏らしたのかもしれない。

トニーは時空GPSを思い付きだといって作ったし、ペッパーのアイアンマン(?)スーツだって作っていた。どこかに大義に対する思いを忘れられずにいた事を見え透いていたペッパーがとても辛い。

大義の為に個を疎かにした事は、トニーの父であるハワードが後悔していたこともタイムトラベルの間に知ってしまった。だから、ペッパーとの別れの時に、決まり悪そうに目を逸らしたのかもしれない。自分はそうはしないと思っていた事をしてしまった、愛する家族を置いて、この世を去ると。それに対して、ペッパーが『大丈夫だから、ゆっくり眠って』という。これは彼の生き方に対する赦しだとも思う。常に大義か個かと揺れ続けた中で、私たちは貴方がどんな生き方をしようと大丈夫だから、と言いながら送ってもらえた事。せめても、トニーが心安らかに眠れたのではと思うと………


げきえも感情で死ぬ。。。。。。

(頭の整理をしながら書いているので長くなりましたが)


もう一人、圧倒的に己は何かを見つめなおしたのはキャップだと思う。

ティーヴはインフィニティストーンを返して、ある意味戻って来なかった。スティーヴロジャースとして、かはわからない。そうするとその時代に二人スティーヴロジャースが存在するわけだから、もしかしたら名前を変えて、すなわち彼は彼として。ひ弱だった頃も、氷から掘り起こされた頃も、アイアンマンと仲間割れした頃も、多くの友を失ってもなおアベンジした頃も、全てを汲みとった彼自身、その人生のアイデンティティは失わず新しい人生を生きた。

いくつか要因はあったのだろう。彼は、指パッチンで失った人々を励ます活動をしていた。その中で、『世界はこの手の中にある。大切にしなければ。』このメッセージを5年間何百回も伝えてきた事だろう。インフィニティストーンを返しに行った時、その手にはアイアンマンの作ったGPSがあった事だろう、それを大事にするにはどうしたらいいのだろうと。

また、アベンジャーズ の中では一番古く親交もある、ナターシャにお前は自分の人生を生きたらどうだ、となげかけたとき、ナターシャは彼に『お先にどうぞ』と返すのだ。そう返してくれた彼女はもういない。家族のために、身を挺してしまったからだ。しかし、それはある意味彼女なりの答えなのだろう。今まで、心まで誰にも属さず生きてきた彼女が、初めて身を埋められる場を得た、そしてその家族の為に生きたいと思ったのだ。そんな姿を知ってしまったロジャースには、順番が回ってきたロジャースには、新しい自分というアイデンティティをもった生き方をしなければと考えたのかもしれない。

そして、バッキーの新しい人生だ。バッキーは、ワガンダでまったりと過ごしていくことになる。(いやiwに巻き込まれてるじてんでまったりなのか)彼の家族や故郷は、ロジャース同様に、もうないとも言えるかもしれない。しかし、ワガンダのコミュニティの中で根を張り、仲間たちと生きるのに安定した様子も見せている。親友がそのように、穏やかな、自分の選択で生きられる場を見つけられた事を少なからずスティーヴも知っていたことだろう。


このように、一人一人が己は何か、己はどう生きるのかに向き合ってきた。だからこそ、スティーヴは自分の人生を生きようとしたのだと思う。彼の根は結局正義だ。大義ではなくとも、大事な人は守りたい、とか、約束は守るべきだ、とか。そんな小さくもみえる正義を、まず守りに行ったのだろう。

私は大好きなキャラが、これまで翻弄しかない人生を送ったにしろ、少しでも健やかな時間を過ごせたなら嬉しい。


終わりとして、色々複雑な部分がないと言えば嘘になる。ただ、この今までアベンジャーズ を見てきた人にとって、胸躍って、とにかくご褒美とサプライズの多い時間をくれたことにただただ感謝しかない。

本当にありがとう。


そして、まだ己を見つけられていない、各々のキャラクター達がまた新しい自分を見つける瞬間を見られるのを楽しみにしています。

ありがとう、を思うことしか出来ない

私のまだ比較的短い人生の中で、辛い時に一番寄り添ってくれたのは、エンタメ達です。

なんども読み返し自分を鼓舞した本、きゅんきゅんして失恋を忘れさせてくれた漫画、異世界へ連れ出して一時でも辛いことから逃げさせてくれたアニメ、日々辛くともその日までは何とかと踏ん張りを効かせる道具にもなってくれたライブ。

ライブ。


ライブ、すごく好きなんです。

なんでかと聞かれると、前にも書いたかもしれませんがその瞬間だけは、その人のワールドがそこにあるんですよね。

その人の音楽に、伝えたいものに、どっぷり浸かって。同じように浸りに来た人と盛り上がれる、非日常が好きなのでしょう。


そういうライブが自分の根幹をすごく支えてくれていたのだと、実感する現在です。


私の好きな人は、あまりライブをされません。(ご本人のご意向もありますが)

してほしいとは思うものの、何となく強くは言いづらい、だからもし、やろうと言って下さるのなら全力で楽しみに行くと、思っていました。

そんなこんなで、今回のライブが決まった時本当に、本当に、天にも登る想いだったのです。嬉しくて楽しみで、ワクワクで、期待で押しつぶされそうで。


でもこんな状況ですから、中止になってしまったのです。

一ヶ月も前にお伝えして下さいましたし、運営としても苦渋の選択だったでしょう。ご苦労様です。

でも、それで演者、スタッフ、ファンの皆様の安全が守られるなら、それで良かったのです。



……………と、割り切れてたら何も苦労しませんね。

私の好きな人が努力してきた時間、スタッフの皆様が作り上げてきた時間、そう言った一つ一つがもう取り返しの付かないものになってしまった絶望感が、心から指先まで冷え渡るように感じられます。

あったであろう設備、いたであろうゲスト、そして10周年の締めともいえるアルバムを出した後というタイミング。何を逃しても、今このライブは出来上がらないのに、それがもう手の届かないどこかにいってしまう。

同じライブタイトルで同じ構成でやり直したとしても、生まれないライブが、ここに生まれてしまった。


また、ライブをしょっちゃうされる方ではありません。だからこそ、ライブをすると決断した時の葛藤もあったでしょう。その勇気すらもう無に等しいものになってしまいました。


健康であればまた交わる道もある、本人が行ってくださった言葉です。今はそれにすがるような思いで、健康に暮らすしかありません。

しかし、それ以上に自分の中であの人のライブがあるという事実が、自身の心の健康の支えになっていたんだとただ思うのです。


ライブというものが何故好きか。と聞かれ、実はライブ中だけが好きなのではないと言うことに最近気づきました。

ライブに行くまで、そのために働いて服買って美容に気を使って、

ライブに行って、

ライブに行った後、ライブの話で盛り上がって次のライブを妄想してそれまでがんばろって思わされて。

ライブがあるだけで、その前後のながーい時間そのものがいつもより楽しくなるんです。

いつもの生活も楽しいですが、もっと楽しい生活になるんです。


そんなライブがいなくなってしまった。


今まで、当たり前に感じていたものがない、それ以上の絶望です。無力です。好きな人は、これまできっとライブのために多大な努力をさてくださっただろうに。

今は、ただただ、部屋の片隅で、

ありがとう、沢山努力して、ライブを作ろうとしてくれて、本当にありがとう

と思うことしか出来ない、

それしか出来ないのが、辛いです。

独断と偏見のレディオ ハイ陰キャと強陽キャ

自分って陰キャかな陽キャかなとぼんやり考えることがありませんか。

いえ、多分これを考えてる時点で陰キャよりだと思うんですよね。

陽キャの人は自分がどうかとか感じてませんからね、スクールカーストであれば頂点なのですから下々のことなど考えませんでしょうぞ。


そういう限りなくマイナスで、限りなく鬱々としたこのネガティブ陰キャ発想。

よろしくないなぁと思いつつ、実はネットの海なんかにはこの気持ちに名をつけた人が沢山いるんだろう?なんて思ってしまう、

そんな共感をしてしまうのが、

浅井リョウ・高橋みなみのヨブンナコト、です。


浅井リョウさんは、『桐山部活やめたってよ』『何者』等で有名な受賞作家さん。

高橋みなみさんは、元AKB48のリーダー。

そんな異色コンビでお送りされています。

そして、前者がハイ陰キャ、後者が強陽キャです。笑笑


大変失礼な言い方になりましたが、この通りなのです。。。

それがまず、魅力の1です。

例えを出すならば。

浅井さん、BBQ嫌い、という話が出ました。高橋さんは、皆んなと喋るの楽しいし、なんか自分のできるもん持ち寄る(料理得意な人が料理持ってったり、器具ある人が持ってきてたり)のって良くない?と言います。

が、浅井さんは、それが無理、俺にはなにもそんな場で出来る事がない、そんな出ていけない、なんなの?という意見。

もう180度の差ですよ。そんな凸凹コンビの意見が面白いのです。


そんでもって、この凸凹の凹意見を主張すること浅井さんの語彙力、比喩力、文章構成能力!!!

いやはや、作家様にこのような事を言うのは大変失礼だというのはわかっております。ただ、ラジオっていうのは喋りが上手い面白い方の場であって、論理的に密で濃い話ができる人ばかりかと言ったらそうでも無いのです。だからこそ、ラジオだからこそ、浅井さんの抜きんでた言葉の力が五臓六腑に染み渡るんですよ……


先程のような主張、以外にも最近ハマっているものについてお話しされる時もあるのですが、その熱量の強さ。そして、それが分かりやすい。そして、高まりきったときの急な語彙力低下(失礼)。この有様を見ていると、オタクみな兄弟、という感覚に陥ります。

そのほかにも、浅井さん自身が活動的すぎるオタク、個人的には男性版つづ井さんと呼んでいますが、なので、オタクは聞いていて面白くない事がない喋りです。


そんでもって、そのクレイジーさを支える凸意見の高橋さんの安定感もすごいんですよ。傾聴しツッコミも卒なくやる。そんでもって、着飾らない元来持つ陽キャ感が眩しい…!目が眩む…!


ここまで、人間の天使と悪魔映し出すラジオもないなと毎週楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします。