好きはきっと最高級

好きなことの話をざっくばらんにします。

生理がある生活、まじ辛い。

もう煮て焼いてあらゆる調理方法で表現されてきたネタだとしても、私が言わない理由にはならないだろうと思って、愚痴らせてほしい。

生理がある生活、まじ辛い。

生理による症状は個人差が大きい、同じ年頃、同じ体型体重等の人でも違うかもしれない、でもとにかく辛いから話させてほしい。

数日間血が出てお腹が痛い、あとなんかキレやすくなるイライラしちゃうんだよね、
そういう認識が生理にはあると思う。
その通りである。その通りなんだが、実は戦いは2週間前くらいから始まる。そして、これはただただ耐える戦争なのである。

生理まで2週間。
すっっっっっごい鬱期間が始まる。
なんだかとても憂鬱。いつもならしないような凡ミス、いつもなら凹まないようなことになんだかよく分からないが凹んでしまう。
あぁ、私はなぜこの世に生を受けてしまったの、人に迷惑をかけ、クソみたいな存在で、なんの結果もだせずなんの意味も見出せず、何故何故何故生きているのーーーーー?
こ、これは何かおかしい、と気づき出すのである。
私はこれが生理の前症状、というかホルモンバランスの問題なんだなと最近やっと気づいた。
自分の心が脆いのではなく、純粋にそういう時期がやってくるのである。
夜、お布団に入って、あぁなんかもう私ダメ死んだほうがいいんじゃないかな、そう考えてしまった時ハッと気付く、もうすぐ生理ジャーーーーン!!!と。このあたりで、ナプキンとか必要な生理用品が揃ってるかなどを気にしたり、ナプキンを持ち歩く習慣を付け出すのである。

生理まで1週間。
鬱の感覚が落ち着いた頃、すーーんごい下痢になる。なぜ?何を食べた?何が原因で!?なぜこんなに!?と思うほどに下痢になる。
トイレの頻度が極端に増える。朝電車に乗る前に急な下痢を催し、トイレに駆け込んだ結果、電車を乗り逃すことがいくつあったろうか。朝が苦痛である。
そして、これに関しても、そろそろ生理が来るんだ!という余波であることは私は知っている、私は知っているのだ。なので、冷静に腹痛に耐える、ありがとうストッパ下痢止め。
時に仕事先に遅刻しそうになるものの、"生理"という直接的な言葉を避けて心配をかけぬよう報告した結果、『体調は良好ですが、腹痛のため遅刻します!』という謎構文を生み出す羽目になる。コロナの影響で、そうじゃないんです!コロナじゃないんです!と一生懸命弁解が必要でわりと大変。

生理といえば、イライラしだすじゃん女って!みたいなざっくばらんな言い方をされるが、私はこの辺りが一番イライラする。トンガリガールになる。最先端△なガール♪世界に対して当たりが強くなる。世界が私に優しくないことに大変苛立ちを覚える。ただただ理不尽なイライラだということは百も承知なので、アルカイックスマイルで過ごすのである。

生理まであと2、3日。
めっっっっちゃ眠い。シンプルに眠い。なぜこんなに眠い、寝ても覚めても、食べても飲んでも、とにかく眠い。電車の中でガチ寝できる、何なら立ったままでも寝れる。眠いーーー。この辺りから思考を生理に奪われる気分である。
アレをしなきゃ、そのあとはこれをして、あっでも眠い、そのあとこれ、眠、あと、眠いな、めちゃくちゃ眠いな!!!!!!と思考の中に侵食する眠気。仕事中でも趣味でもとにかく邪魔である。この辺りからいつ生理がきてもおかしくないなと決意を固めるのである。

生理前日〜当日。
腰痛ババアになる。腰がいてぇ、俺は昨日引っ越しでも手伝ったんだってばよ?というくらいに腰がいてぇ。背筋を伸ばすことすら辛く、コルセット、いやそんなおしゃれなものじゃなくても良い、腰に巻くやつ、テレフォンショッピングでななんと!今ならもう一枚お付けして!!みたいな感じで売ってる腰痛バンドが欲しくなる。なんかもうこの時点で、なんで全く関係なさそうな腰が痛いのかとテンションだだ下がりである。
それに加えてオールウェイズだるい。かったるい。たぶん霊魂に呪われたらこんな感じ。もしくは、昨晩やけ酒して意識飛ぶギリギリまで飲んだくせに仕事に行くために朝起きた時の体ぐらいかったるい。なんだよ!昨日飲んでないし飲むほどの元気もなかったのになんでこんなかったるいんだ!箸を持つことすら重いし、服を着替えることすら怠いし、気分は完璧に戦場ヶ原ひたぎである。
まだまだ続く、加えて普通にお腹が痛い。下痢を伴う場合もあるが、とにかくお腹が痛い。諸症状のなかでも秀でて、俺がスターだ!と言わんばかりに腹痛が主張してくる。よくわからんが、内蔵が痛いことはなんとなくわかる。まだ妊娠したことないけど、子供がお腹の中にいてのたうち回ってる時ってこんな感じなのだろうかと思う。エンドレスそれなりに痛いが時々猛烈な腹痛が訪れては、鎮まりたまえ…といるかも知れぬ腹痛の神に祈りを捧げる。
主にこの痛みを和らげる為に痛み止めを服用するようにしている。
まだまだあって、眠気は結局デフォで搭載されている上に、食欲が倍増する。いくら食べても食べた気がしない。眠くてだるいのに食欲はあると言う状況下が謎である。風邪をひいた時とかに、なんも食べる元気はないけど胃が空っぽで辛い…という状況があるが、まさにアレ。胃に食べ物を瞬間移動させたい。
食べたいのに、しんどい、せーいーりー!

ここでやっと、皆んな知ってる出血というイベントが発生しているのである。イェーイ。クソ。運営しっかりして!
というかこの、『股から出血している』ことを前提に過ごすことの辛さよ。絶対今日お漏らししちゃうから!いつかはしんないけど!ずっとかもね!と言われてるのと同じですからね。(違う)
洋服は汚れることを前提として目立たない服を選ばないといけないし、選んだとしても漏れてないかな!?と終始不安である。一度椅子の上にあったクッションを血塗れにしてしまい平謝りしたこともあったし、体育館のマットについてしまって恥ずかしくて居た堪れない気持ちになったこともあった。
個人的に嫌なのは、あっでたな、とわかる瞬間に眉間を寄せてしまうあの瞬間そのもの。立ち上がる時とか、話し出す時とか、力んだ時々、又はそんなこといざ知らず明らかに血が出たという何となくの感覚がとことん心地悪い。そして、その心地悪さと同時に脳裏に過ぎる、血が漏れてないかな?服が汚れてないかな?匂いとか気にならないかな?という不安である。薬飲んで、栄養ドリンク飲んで、体の状態をドーピングしまくってやっと普段通りで過ごせるかも知れないと思ってもその瞬間瞬間にそういえば生理だったわ〜と我に返されるのが大変辛い。それでいうと、トイレも大変しんどい。振り返ると便器の中は血の海、というのは見慣れていても血の気がひくし、生理めんどいな〜と我に返されまくりである。
そんな数日間を過ごしてみろ!!!(出血してる期間も人によりますよな、私は数日)イライラするだろうよ!!!!
と思うだろうけど、正直イライラなんてものは通り越して、ただただ憔悴という言葉が見合うかも知れない。何するにも心配ばかり、身体を動かすのは常にだるい、もう怒る気力もこっちにはない、俺を怒らせるんじゃねぇ俺を。10連勤の8日目で、明日のこと考えないといけないのに家事があるから家に帰ったらあれこれしなきゃとなっている状況と思ってほしい。イライラもするがそれ以上に、もう疲れた、イライラするのも疲れたわ…という虚無がそこに広がっているのである………

さっき、個人差はあるが出血する期間は〜という話をしたが、それに対してもよく考えたら同じイメージを持てていないのでは?と最近思った。
いやさ、股から血が出るってどんなよ、って思いません?え、鮮血?まっかっかなの?って思いません?
いや色々!!!!
それこそ人には人の乳酸菌!!!!

なんかどろっとしたもの(汚い例えをすると、鼻血固まったかなと思ったときに鼻いじっちゃって出てくる血塗れの鼻くそみたいな)とか、
恐るべく綺麗な鮮血とか、日による…タイミングによる…
量も色も人による……
そんなのを毎日何回もトイレで顔を合わせることになり、普通に血の気が下がる…

あぁ!!!!めんどくさい!!!!
なんでこんなめに会わないといけないのか!
あぁ!わかってる!こんな風に愚痴ったって何も解決を生まないことを!産婦人科いけとか諸々大変なら対処はあるでしょ?と言われることは分かってる!分かった分かった!!!
もう地球が何回回ったかぐらい聞いた!
でも辛いんじゃ〜今日も今日とて、血祭りの存在を脳に掠めながら生きていく、あと数十年。