自分って陰キャかな陽キャかなとぼんやり考えることがありませんか。
いえ、多分これを考えてる時点で陰キャよりだと思うんですよね。
陽キャの人は自分がどうかとか感じてませんからね、スクールカーストであれば頂点なのですから下々のことなど考えませんでしょうぞ。
そういう限りなくマイナスで、限りなく鬱々としたこのネガティブ陰キャ発想。
よろしくないなぁと思いつつ、実はネットの海なんかにはこの気持ちに名をつけた人が沢山いるんだろう?なんて思ってしまう、
そんな共感をしてしまうのが、
浅井リョウ・高橋みなみのヨブンナコト、です。
浅井リョウさんは、『桐山部活やめたってよ』『何者』等で有名な受賞作家さん。
そんな異色コンビでお送りされています。
大変失礼な言い方になりましたが、この通りなのです。。。
それがまず、魅力の1です。
例えを出すならば。
浅井さん、BBQ嫌い、という話が出ました。高橋さんは、皆んなと喋るの楽しいし、なんか自分のできるもん持ち寄る(料理得意な人が料理持ってったり、器具ある人が持ってきてたり)のって良くない?と言います。
が、浅井さんは、それが無理、俺にはなにもそんな場で出来る事がない、そんな出ていけない、なんなの?という意見。
もう180度の差ですよ。そんな凸凹コンビの意見が面白いのです。
そんでもって、この凸凹の凹意見を主張すること浅井さんの語彙力、比喩力、文章構成能力!!!
いやはや、作家様にこのような事を言うのは大変失礼だというのはわかっております。ただ、ラジオっていうのは喋りが上手い面白い方の場であって、論理的に密で濃い話ができる人ばかりかと言ったらそうでも無いのです。だからこそ、ラジオだからこそ、浅井さんの抜きんでた言葉の力が五臓六腑に染み渡るんですよ……
先程のような主張、以外にも最近ハマっているものについてお話しされる時もあるのですが、その熱量の強さ。そして、それが分かりやすい。そして、高まりきったときの急な語彙力低下(失礼)。この有様を見ていると、オタクみな兄弟、という感覚に陥ります。
そのほかにも、浅井さん自身が活動的すぎるオタク、個人的には男性版つづ井さんと呼んでいますが、なので、オタクは聞いていて面白くない事がない喋りです。
そんでもって、そのクレイジーさを支える凸意見の高橋さんの安定感もすごいんですよ。傾聴しツッコミも卒なくやる。そんでもって、着飾らない元来持つ陽キャ感が眩しい…!目が眩む…!
ここまで、人間の天使と悪魔映し出すラジオもないなと毎週楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします。